第27回ことば工学研究会

日時: 2007年12月14日(金)〜15日(土)
場所: 大阪大学 言語文化研究科棟 2F大会議室
〒560-0026 豊中市待兼山町1-8

テーマ: ことば[と、で]伝えたいこと、伝わること



今回は、「伝える」という位置づけでテーマを設けてみました。 色々な意味での「伝える」に関する論文が集まったと思います。 主催が期待していた以上の観点から論文が集まり、非常に面白くなっていると思います。 件数は多くはないですが、それが故に、 いつも以上に、深い議論が出来るのではないかと期待しております。
又、招待講演は、神戸大学の森岡正芳教授にお願いしています。 「ナラティヴアプローチと意味生成について」に関してお話をしていただきます。 ここで、意味生成というのは、相手(患者等)に役に立てる治療的、 創造的な意味での生成だそうだそうです。 本研究会でも物語生成に関する議論はかなりされてきていますが、 臨床心理学のという別の観点からお話していただけるので、 これまでとは違った議論になるかもしれません。非常に刺戟的なことだと思います。 金曜の夕方あたりに設定していますが、多数の方のご参加をお待ちしております。
今回の研究会全般に亙って多くの皆様の参加と、活溌な討論をお願いいたします。 尚、参加される方は準備の都合上、出来れば、 電子メール (lingua@ultimaVI.arc.net.my) で、「ことば工学事務局」に
お名前、連絡先の連絡をお願いします。
尚、ご参加をお断りすることは殆どありませんので、返信がない場合は、 参加 OK ということでお願いいたします。
参加費は特に設けていませんが、お配りする資料の費用として、一般参加の方に 1000円(実費程度)をお願いしております。よろしくお願いいたします。

[Time Table]

12月14日(金)
12:30〜 受け付け
13:00〜13:50 小田 淳一 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) 計量分析による疱瘡神の詫び證文の伝播分布
13:50〜14:40 ○原田 暢善、岩木 直 (産業技術総合研究所関西センター 人間福祉医工学部門)、 外池 光雄 (千葉大学工学部 メディカルシステム工学科) 日本英語教育政策の聴覚誘発脳磁図反応における反映
14:40〜15:30

岩垣 守彦

底に沈んでいる感情を表層で波立たせる --- intertextuality の原点的
15:30〜16:20 休憩, 準備など
招待講演
16:30〜18:30 森岡 正芳 (神戸大学 発達科学部) セラピーにおける治療的意味生成過程について ---ナラティヴアプローチから
19:00〜 懇親会
場所: 石橋酒場 情熱ホルモン
072-760-5129
石橋駅前のマクドナルドの並び
金額: 4000円程度(予定)
12月15日(土)
9:30〜 受け付け
10:00〜10:50 加藤 仁資 (埼玉県社会福祉事業団) 自閉症とのコミュニケーション
10:50〜11:40 ◯松下 光範、松田 昌史 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 非対称な情報を持つ人々の協調作業に関する分析: 対面環境と遠隔環境の比較
11:40〜12:50 松田 成貴 (大成建設)、○松村 真宏、市橋 歩実 (大阪大学)、 古西 正広 (三井住友銀行)、笹尾 和宏 (大林組) 音風景が意識変化にもたらす過程と効果

講演題目にのついて いるものに関しては、それをクリックすると、講演概要が得られます。
又、 をクリックすると論文を得ることが出来ます。
Caution!!: かなりサイズの大きなものも含まれています...