【講演概要】

漢詩推敲支援システムの検討

余 慕農
芝浦工業大学 工学部 情報工学科



中国で発祥した漢詩は、文学作品としては短い部類に入りながらも圧倒的な数の制約を持ち、 そこから編み出される名作の数々は音・形・義のすべてにおいて筆舌につきがたい魅力を持っている。 現在でも学校教育で用いられている一方で、数多くの愛好家の間で根強い人気を誇っている。 本研究ではその漢詩をテーマとしてとりあげ、数多の制約に分析を行ってそれを数式化し、 工学的に解決手法を研究して漢詩推敲支援システムを構築して行くのが目的である。