【講演概要】
動的計画法によるレユニオン民話の語り手のスタイル分析と語り手へのフィードバック
小田 淳一 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー)
本報告の目的はインド洋西域のフランス領レユニオン島において採話した民話テキストの分析から語り手のスタイルを計量的に比較することであり、 [小田 2022b]で 8編の民話について予備的報告を行った分析を次の 2点について進めた。
分析対象の拡大 [Oda 2020b]が集録しているすべての民話 25編について同様の分析を行うと共に、 幾つかの異なる視点からの考察を追加した。
語り手へのフィードバック [小田 2022b]で今後の課題のひとつとして示した。 民話を集録した現地の語り手への分析結果のフィードバックを行った。