【講演概要】

CMC研究の歴史と広がり

○野島 久雄 (NTT 生活環境研究所)、 新垣 紀子 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)



本論文では、人と人がコンピュータネットワークを介してやり取りをする CMC (Computer Mediated Communication)場面の心理的な側面についてのこれまでの研究の概要を紹介する。 また、コミュニケーションツールの進歩やネットワークの広がりとその一般への普及に伴って、 CMC研究が対象とすべき領域がさらに広まっている。その中でも、本論文では、 最近のコミュニケーション場面で広く見られるawarenessの伝達や弱いつながりなどに関する動向を検討したい。