三上 喜貴(長岡技術科学大学)
地球上には 6000 以上の言語があるが、 デジタルネットワーク上で不自由なく利用できる言語は一部に過ぎない。 こうした「言語間デジタルデバイド」解消を目指して、 ネットワーク上の多様な言語活動を継続的に観測する「言語天文台」を創設する。 具体的には、デジタルな言語表現の基礎となる文字コードに着目し、 WWW上のテキストを自動的に収集、判別して言語別活動量を推定するとともに、 蓄積した関連基礎データを内外に提供する。 また、UNESCO等と連携し、全ての言語・文字にアクセス機会を拡大するための方策を提言する。
言語天文台サイト: The Language-Observatory (in English)