【講演概要】

映画の撮影技法に基づく物語映像撮影シミュレーションの自動化に向けて

川村 洋次 (近畿大学経営学部)



広告映像は、時間的に15〜30秒程度のものであるが、表現される情報内容は複雑であり、 制作のために様々な映像技法・修辞が駆使されている。本研究は、広告映像の技法を、 広告ヒストリー想起技法、広告内容技法、演出技法、編集技法及び音響技法とし、 それらを組み合わせたものを広告映像修辞と考え、 ビールとパーソナルコンピュータの広告映像を事例として、 広告映像の技法・修辞の記号化・体系化を行った。そして、 情報システム化に向けての成果と課題について考察した。