【講演概要】

単語の関連性判別の分析 --「類義語」,「対義語」,「連想語」--

○笠原 要、稲子 希望 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)、
金杉 友子、永森 千晴 (NTT アドバンステクノロジ)、
加藤 恒明 (東京大学 大学院 総合文化研究科 言語情報科学専攻)



人間は、単語間の意味に関する様々な種類の関連性を判別することができる。 これをコンピュータを用いて再現するためには、 基準データとして人間の判別結果を収集し、再現結果と比較することが重要である。 本稿では、類似性と関わる類義性、対義性、連想性の関連性を取り上げる。 100名による自由連想アンケートと、 その結果に対する適合性判断のアンケート(76名)を実施した結果について報告する。