○石村 源生 (北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP))、 難波美帆 (北海道大学 URAステーション)
今日の社会では、国際的な協定による水産資源の持続的利用など、 一国内に収まらないグローバルな問題が急速に増加している。このことを鑑み、 様々な社会制度や文化を背景とし、異なる価値観を持つアクターが、 自らの暗黙の価値観と互いの価値観の多様性が可視化されることによってそれらについての理解を深め、 「問題は自分の外部にあるのではなく、自分自身も問題の一部であること」 を認識する。 その上で改めてテーマとして設定されているグローバルな問題に向き合うことで、 従来と比較してより深い問題の理解と、 アクター間の協同作業による解決のためのクリエイティビティを誘発することを目的としたワークショップを設計、試行する。