パネラ: | 石川 勉 (拓殖大学工学部情報工学科) |
小方 孝 (山梨大学大学院医学工学総合研究部) | |
松澤 和光 (神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科) | |
湯川 高志 (長岡技術科学大学) | |
司会: | 阿部 明典 (ATR 知能ロボティクス研究所) |
以下、司会の阿部のメモによるディスカッションの記録である。 テープ録音など行っていないので、実際の議論の再トレースは不可能である。 以下に、誤りなどがあれば、阿部の記録ミスであり、御了承願いたい。
松澤
これまでは、辞書といえば、コーパスと統計から言語資源を作ってきていた。
そこでの意味は、単語間の関係であった。
単語間の関係としての意味を超えるものが必要である。
湯川
常識 -> コンピュータが言葉の意味や関係を知っている必要がある。
普通の辞書の構成:
コンピュータに人間のような振舞をさせたい。
不完全さに応じた(程度の制度の)解を出したい。 -> 類似+状況がわかるといい
松澤、石川: 文脈によって、動的に変わる -> いい加減
文学の場合、文化とかマクロな枠組で考えるといい加減ではない側面がある。
構造化された知識を使ってその枠組から出られない。
物語の液状化支援をしたい -> 常識がいる
物語はイベント中心に作られるわけではなく、3つくらい時間、
空間を提示すると物語が出来る。
-> イベント以外についての知識が大事である
語彙体系: 網羅的過ぎてうまく使えない
作り込まれていない辞書: 構成が変わってしまう、体系自体が変わる ->
発想支援の可能性
..... 以下、時間切れ.....