○荒木 健治 (北海道大学)、内田 ゆず (北海学園大学)、佐山 公一 (小樽商科大学)、谷津 元樹 (青山学院大学)
高齢者単身世帯の急増に伴う話し相手の需要の急増、 ユーモアの医療への応用を考える場合、 対話システムの精度の向上により人間らしい振る舞いをするシステムの開発が必須となる。 このためユーモア処理の需要は今後急激に高まると考えられるが、 ユーモアの面白さを評価する手法及び標準的なデータセットが確立されていないのが現状である。 そこで、標準的なデータセット開発の第一段階として駄洒落データベースの構築を行った。 本稿では、駄洒落データベースの構造、 構築過程での種々の問題の解決方法および分析結果について述べる。