第2回ことば工学研究会

日時: 1999年7月16〜17日
場所: 同志社大学今出川キャンパス 博遠館 H212 教室
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601
地下鉄今出川駅出口すぐ

印つき地図:

テーマ: 一般講演


今回の研究会は、丁度、祇園祭にぶつかって(けて?)しまいましたが、 投稿論文主体で行ないます。 かなり意欲的な論文が集まり、主催側としても嬉しい限りです。
更に、招待講演としては、ことばのデザインの認識などを工学側から見る という意味で、 「翻訳カメラ」の研究をされている渡辺 靖彦(龍谷大学)さんをおむかえしています。 屋内および屋外のシーンに含まれる命令、注意、説明、名称など 重要な情報を表すテキストに関してモバイル境環下での解析と 利用についてお話しいただけることになっています。
京都の夏故、暑いことは、必至ですが、 皆様の参加と、活溌な討論をお願いいたします。 尚、参加される方は準備の都合上、 電子メールもしくは、 FAX (0774-94-5385)で 「ことば工学事務局」に連絡していただけると 幸いです。

主催者からのお知らせ(?): 7/16の夜は祇園祭の中で一番賑やかな宵山となって いますので、こちらも楽しみです!!!
従って、その付近は京都市内は恐らく宿泊はとれないと思われますが、 大阪(同志社迄1時間以内)なら、宿泊はとれると思います。


[Time Table]

7月16日(金)
13:30〜14:10 椹木 哲夫 (京都大学工学研究科) 関係性を産み出すインタフェースとしての大阪弁:
「大阪ことば学」の工学的考究
14:10〜14:50 加古 鎭治 (富士通名古屋通信システム株式会社) 「単純な関係」による「認知空間」の構成と仮説
14:50〜15:30 八田 武志, 岩原 昭彦
(名古屋大学 情報文化学部 社会システム情報学科)
日本語書字における表記選択メカニズムについて
15:30〜16:00 休息
招待講演
16:00〜17:00 渡辺 靖彦 (龍谷大学 理工学部 電子情報学科) シーン中のテキストの解析と利用
18:00〜 懇親会
場所: 東華菜館 (京都市下京区四条大橋西詰, tel: 075-221-1147)
宵山を見てから(烏丸〜河原町) 19:30 頃店に入る予定です
参加費: 3500円〜4000円程度の予定
7月17日(土)
10:30〜11:10 馬野 元秀, ○後藤 聡, 船山 仲他, 宇野 裕之,
野田 尚史, 佐藤 浩, 中村 直子
(大阪府立大学 総合科学部)
認知的属性とファジィ理論を用いた意味フレーム決定システム
11:10〜11:50 緒方 典裕 (大阪大学 言語文化部) θ役割の型理論的意味論
11:50〜13:00 昼食
13:00〜13:40 ○池田 定博 (同志社大学大学院総合政策科学研究科),
金杉 友子 (NTT AT),
松澤 和光 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所),
金田 重郎 (同志社大学大学院総合政策科学研究科)
ことばの総合政策
--- アバウト推論による流行ことば予測 ---
13:40〜14:20 松澤 和光
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
概念ベースは人間の夢を見るか???
休息 & ポスタセッション
14:20〜15:00 小野 尚人 (多摩美術大学 大学院 修士課程 (情報デザイン))
須永 剛司 (多摩美術大学 デザイン学科)
ことばを用いた決定支援のスタディ
特別ワークショップ
15:00〜16:00 進行役: 阿部 明典 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
自由討論会: ことば工学とは??
本ワークショップでは、前回出来なかった討論会を行ないたいと思います。 兎に角、参加して見て下さい。ことば工学に関する話題を自由に議論しようと 思っています。
ことば工学に対する希望、扱ってみたい分野などなど!!! 色々な問題を議論したい と思います。
もし、提供出来る話題、議論したいことなどがございましたら、 事前に lingua@cslab.kecl.ntt.co.jp に連絡いただけると幸いです。
又、松澤の書いたものも一つの話題として見ていただけると幸いです。

当日の議論の議事録のようなものは、 をクリックすると見ることが出来ます。

講演題目にのついて いるものに関しては、それをクリックすると、講演概要が得られます。
又、 をクリックすると論文を得ることが出来ます。
Caution!!: かなりサイズの大きなものも含まれています...