【講演概要】

タイトル: 物語生成システム -文学とことばの理論と技術−

企画者: 阿部 明典 (ATR)、小方 孝 (山梨大学)

講演者 (講演順):
内海 彰 (電気通信大学)
岩垣 守彦 (前・玉川大学)
金井 明人 (法政大学)
青柳 悦子 (筑波大学 人文社会科学研究科 文芸・言語専攻)
森田 均 (県立長崎シーボルト大学)
小方 孝 (山梨大学大学院医学工学総合研究部)

コメンテーター:
石川 勉 (拓殖大学 工学部情報工学科)
大塚 裕子 (財団法人計量計画研究所)
小田 淳一 (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
高梨 克也 (情報通信研究機構)
松澤 和光 (神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科)
阿部 明典 (ATR 知能ロボティクス研究所)



物語生成システムという方法による文学研究の新しいパラダイム創造を目指す諸研究の講演をベースに, ことば工学の側から、生成のための辞書、コーパスその他の技術的道具立てについてコメントする。 お互い、何が必要か、何が必要とされているか、何が使えるのかなどを議論する。 一方で,昨今の文学研究は, カルチュラルスタディーズ等「理論」とテクスト論等「文学理論」の間で展開されているが, 文学のことばとその使用の「特殊性」に価値を置きつつ, 上記の領域をカバーする総合的な人間情報の学問としての文学の理論の可能性についても議論する。