テーマ: 物語とコミュニケーション: その性質と生成 |
物語論(ナラトロジー)は最近では、商品の販売、医療などにも使われているように、最近かなり注目されています。 今回の研究会では、テーマで示す通り、「物語」を多方面から議論してみたいと思っております。 プログラムをみていただくとわかるように「物語」をキーワードにして色々な議論が出来ると思います。 初日の最後のセッションでは、物語生成システムをテーマとした Workshop を行います。 物語生成の側と技術的道具立てを提供出来る側との議論により、 物語生成のために、何が提供できるか、実は、何が欲しかったか、 これがあるから、ここまで出来る、などを議論したいと思っております。 更に、Workshop の後は,大学近くの店を貸し切りにして懇親会を行い, 話の続きをしようと思っております。殆んど ENDLESS の議論が期待できます。
招待講演は、山梨大学の鈴木 嘉彦さんに 「持続可能な社会づくりと情報の生成 −パラダイム創造と言語 (物語)−」 のタイトルでお願いしております。 内容的には、物語の観点から情報の生成によるパラダイムシフトの可能性になると思われます。 又、鈴木 嘉彦さんは、もともとは数学の人ですが、本講演は、 社会科学的視点からことばや物語にアプローチするという実践的な指向を持った話になると思われ, ことば工学にも新しいヒントを提供すると思われますので、是非、ご参加ください。
投稿論文、Workshop、招待講演とかなり充実した内容となっております。 多数の皆様のご参加と活溌な議論をお待ちしております。 尚、参加される方は準備の都合上、 電子メール (lingua@ultimaVI.arc.net.my) で、「ことば工学事務局」に
お名前、連絡先の連絡をお願いします。 参加に際しての質問なども上記連絡先にお願いします。
7月 2日(金) | |||
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12:00〜 | 受け付け | ||
13:00〜13:50 | ○小方 孝 (山梨大学大学院医学工学総合研究部)、小林 史典 (都築電気株式会社) | 変奏からの物語生成への接近 −物語と音楽の変換及び音楽変奏システムの試作に基づく諸考察− | |
13:50〜14:40 | 小田 淳一 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) | 機能和声に基づく物語構造記述 | |
14:40〜15:30 | ○岩原 昭彦 (樟蔭東女子短期大学)、八田 武志 (名古屋大学 情報文化学部 社会システム情報学科) | ミスコミュニケーションに関する基礎研究 (2): 誤解を招く表現形式について | |
15:30〜16:20 | ○高梨 克也,竹内 和広,森本 郁代,井佐原 均 (情報通信研究機構) | 物語を介したコミュニケーションとしての独話 | |
16:20〜16:30 | 休憩 | Workshop: 物語生成システム ---文学とことばの理論と技術--- | |
16:30〜19:30 | 企画者: 阿部 明典 (ATR 知能ロボティクス研究所)、小方 孝 (山梨大学) | ||
内海 彰 (電気通信大学) | 認知修辞学の可能性 | ||
岩垣 守彦 (前・玉川大学) | 「物語」と「文学になりうる物語」と「物語の表現」と「文学の表現」に関して | ||
金井 明人 (法政大学) | 映像と物語の修辞 | ||
青柳 悦子 (筑波大学 人文社会科学研究科 文芸・言語専攻) | 物語的モードの情報的価値 | ||
森田 均 (県立長崎シーボルト大学) | テクストのいじり方 | ||
小方 孝 (山梨大学大学院医学工学総合研究部) | 文学における分裂について | ||
コメンテーター: | Position | ||
石川 勉 (拓殖大学 工学部情報工学科) | LSE16-4 | ||
大塚 裕子 (財団法人計量計画研究所) |
LSE13-1 LSE14-4 |
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小田 淳一 (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所) | see above | ||
松澤 和光 (神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科) | see below | ||
高梨 克也 (情報通信研究機構) | see above | ||
阿部 明典 (ATR 知能ロボティクス研究所) |
LSE9-13 LSE15-1 |
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懇親会
場所: 菜屋 (甲府市武田2-10-23; tel: 055-254-0966) 金額: 5000円程度 (予定) |
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7月 3日(土) | |||
9:00〜 | 受け付け | ||
9:30〜10:20 | 高野 洋 (日本システムデベロップメント), 岩沼 宏治, ○鍋島 英知 (山梨大学), | 単一の長大なテキストデータ系列からの頻出パターンの発見 | |
10:20〜11:10 |
○原田 暢善、岩木 直、中川 誠司、山口 雅彦、外池 光雄
(産業技術総合研究所 関西研究センター 人間福祉医工学研究部門) |
形式的環境から象徴的環境へ: 単語親密度の視覚誘発脳磁図反応に対する影響の検討 | |
11:10〜12:00 | ○高澤 千鶴、松澤 和光 (神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科) | 「起承転結」構成の物語によるコミュニケーション | |
12:00〜13:00 | 昼食 | ||
13:00〜13:50 | 小方 孝 (山梨大学大学院医学工学総合研究部)、○上田 浩史 (山梨大学大学院工学研究科) | 物語言説技法の統合への考察 −インタラクティブなイメージに基づいて− | |
13:50〜14:40 | ○山崎 竜、伊藤 昭、寺田 和憲 (岐阜大学工学部 応用情報学科) | テーブル・トーク・ロール・プレイング・ゲームにおける面白さの分析 | |
14:40〜15:00 | 休憩 | 招待講演 | |
15:00〜16:30 | 鈴木 嘉彦 (山梨大学大学院医学工学総合研究部, 工学部循環システム工学科) | 持続可能な社会づくりと情報の生成 −パラダイム創造と言語 (物語)− |
講演題目にのついて
いるものに関しては、それをクリックすると、講演概要が得られます。
又、
をクリックすると論文や議論の状況を得ることが出来ます。
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