【講演概要】

離散・連続相互作用系による動的コミュニケーションのシミュレーション分析

◯鳥居 拓馬(北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科), 橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科)



記号コミュニケーションは意味共有と新しい表現・意味の生成が生じる動的過程と捉えることができる.この動的過程を理解するため,離散的な記号操作系と連続的な意味づけ系の相互作用システムとして主体をモデル化し,新しい表現や意味の生成メカニズムをシミュレーション分析した.その結果,多様な意 味づけに起因して,新しい表現や意味が連鎖的に生成されうることを示す.