阿部 明典
Abstract
知識ベースには推論に必要な知識が全て含まれているとは限らない。 知識ベースに必要な知識が欠けている場合、普通の推論では推論は失敗してし まう。 従って、不完全な知識ベースに対しては、発想的推論、補間推論、 もしくは、近似推論などの推論手法が必要になる。 しかし、実際の所、推論に必要な知識をヒント無しに探すのは少々難しい。
従って、欠如している節を探すために abductive strategy (CMS) を用い、 知識ベースにある知識を参照して尤もらしい仮説を生成することで 観測を説明するということを行なう。 ここでは、2種類の推論を示し、それらを結び付ける。 一つは近似推論で、それがないと推論に失敗する abduce された知識に類似した知 識を用いて観測を説明する推論である。 もう一方は exact 推論で、知識ベースに含まれる知識に類似した知識を生成する ことで、観測を説明する推論である。
Abductive Analogical Reasoning
推論
このページには
abductive strategy を用いて欠如した節を求め、知識ベースの知識を参照
することで、尤もらしい節を生成して観測を説明する推論を示す。
一般に、ヒントなしに類似した補間節を生成して観測を説明するのは難しい。
従って、以下の手法を採る。
) の類次節
を導くことの出来る
節集合
(
) を求める。
を
[
->
] の逆写像を用いて
節集合 (
) に変換し、観測を説明する。
は節 C を
に送る。
は
節集合 Σ に対して、
minimal support 節
を返す。
minimal support 節
の否定は
観測
を説明するための最小の
仮説となりえるが、現在の知識ベースから導き出されたものではない
(
) ので、
の正当性の保証はない。
が
(Partial Analogical Derivation System) に送られ、
は知識ベースから
の類似節を導き出すことの出来る
節集合 (
) を導き出す。
(
)
は
[
] の逆写像を用いて
に変換される。
変換により生成された節は
minimal support 節
と同じ性質を持つ。
この節は
に送られる。
)
は
を仮説として説明される。
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図 1: 推論の様子
概念の間の関係は以下の絵のように表すことが出来る。
,
右の絵に示す推論によって
上記 が生成される。
右の絵をクリックすることで、推論の動きを動画で見ることが出来ます。 |
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図 2: Phase I
図 3: Phase II
CMS と AAR の相違は以下の図に示す通りである。
図 4: CMS と AAR の関係
図 5: 推論の様子
更に......
References:
右の絵に示す推論によって
上記
が生成される。
右の絵をクリックすることで、推論の動きを動画で見ることが出来ます。
CMS
AAR
given
推論



(
)

(
)

仮説

